「みんなが」「この世界は」と語る事の恥ずかしさ(中川淳一郎)
最近様々な研究者やメディアの人と喋っているテーマが「分断」です。ネットがここまで普及したことにより、かつての「誰もが知っていること」が分断され、「自分の周囲の人(SNS上の友達含む)が知っていること」に変化したのでは、という仮説です。私の場合、「東京で働くIT系、出版系、広告系」の人々が「周囲の人」にあたります。
この人々は、同じ話題を知っています。ネットで拡散された事件や、ツイッターで多数RT(引用)された投稿、数々の炎上騒動、ネット有名人が最近誰と仲が良いか、など。...