「UTAGE!」サプライズの石橋貴明より目立った男 舞祭組「横尾渉」の凄まじき破壊力

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

名曲を破壊する横尾の演奏

 プロのアーティストが様々な楽曲をカバーするのが「UTAGE!」なのだが、いまや、この番組の名物ともなっているのが、横尾の放送事故かと思うほどの音痴ぶりだという。歌が下手なのをウリに変えた中居をも凌ぐ破壊力で、番組になくてはならない存在となっている。

「そのほかにも、“昭和のヒット曲メドレー”として、accessのボーカリスト貴水博之(49)がモノマネ芸人さながらで森進一(70)の『冬のリヴィエラ』を歌ったり、見所はありましたが、やはり横尾の破壊っぷりはすごかった。まず、舞祭組の全員でチェッカーズの『星屑のステージ』を歌ったんですが、もう確信犯でしたね。いきなり横尾の大ハズシした音程でスタートして、横尾で終わるという構成でしたから。この時は会場の誰もが頭を抱えたり、大笑いするなどしていたのですが、さすがに『LET IT BE』は笑えなかった」(同・他局プロデューサー)

 “1ヶ月半猛特訓”したという横尾のアコースティックギターが奏でる「LET IT BE」に合わせて歌うのは、RED WARRIORSのボーカル、ダイヤモンド☆ユカイ(56)だった。そこにまた、ハズシにハズシた横尾も歌い、さらにハモろうとさえしてくるのだ。

「歌も相変わらずのひどさでしたが、ギターもリズムはバラバラ、音も出たり出なかったりで、本当に1ヶ月半も猛特訓してこれなら、よほど才能がないのだろうと思いました。あんな酷い状況でダイヤモンド☆ユカイはよく歌えるな、と感心したほどです。舞祭組のメンバーだけならギャグで済むかもしれませんが、曲の前には猛特訓しているシーンまで流した挙げ句のとんでもない演奏でしたからね。本物のボーカリストが真剣に歌っているので、会場の誰も笑っていないのがまた辛かった。中居ですら笑顔はなく、苦虫を噛み潰したような表情でしたから」

 11月7日といえば、ポール・マッカートニー(76)の来日ツアーの真っ最中である。ポールの目に触れなかったことを願う。

2018年11月17日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。