「大家さんと僕」連載再開! 大家さんを8月に亡くした矢部太郎「描くことで大家さんとまた会えたらいいな」
休載していた、お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎さんによる漫画「大家さんと僕」が11月15日発売の「週刊新潮」から再開することが分かった。
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「大家さんと僕」は、矢部さんと80代の大家のおばあさんとの日常を描いた作品。ほっこりしたエピソードが話題となり、昨年10月に刊行されて以来、74万部を超えるベストセラーとなっている。今年4月には芸人として初めて、「手塚治虫文化賞短編賞」も受賞した。
今年4月からは、「週刊新潮」で第2期の連載が始まっていたが、8月に大家さんが亡くなり、一時休載することが発表されていた。約2カ月の休載を経て、いよいよ連載再開となる。
再開にあたり矢部さんは、「『大家さんと僕』をまた描くことは辛いですが、愉しく、寂しいですが、嬉しいです。大家さんが『矢部さんと話していると亡くなったお友達や家族にまた会えるような気がする』と仰っていたことがあって、そんなふうに、僕も描くことで大家さんとまた会えたらいいなと思います」と今の気持ちを明かした。
複雑な気持ちを抱えながらも覚悟を持った矢部さんは、今後どのような「大家さんと僕」の姿を描くのか。期待が高まる。