乃木坂「西野七瀬」卒業で争奪戦スタート 女優進出で“前田・大島化”懸念も勝機あり?

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「太田プロ」はない説

 AKB系列の場合、メンバーは各々が別の事務所に所属している。たとえば総選挙1位の松井珠理奈(21)はアービングに属し、2位の須田亜香里(27)はTWIN PLANET ENTERTAINMENTに籍を置いている。対して坂道の場合、乃木坂メンバーは先述の「合同会社」、欅坂は「Seed&Flower合同会社」預かりが基本であるらしい。

「正確にいえばAKBの子たちも一度『AKS』に所属し、そこから大手に移るわけです。運営が自分たちのところで育て、有力なプロダクションへ“売る”イメージでしょうか。一応、坂道はAKBの『ライバル』であることがコンセプトですから、所属のシステムも差別化をはかりたかったのではないでしょうか」(先の関係者)

 ただし、卒業後となれば話は別のようだ。今年4月にグループを抜けた生駒里奈(22)らのように、引き続き「合同会社」に所属するケースもあるにはあるが、深川麻衣(27)は現在「テンカラット」所属であるし、永島聖羅(24)は「ホリプロ」である。

「西野の場合、一般層にもある程度は顔と名前が知られていますし、今が旬の坂道の卒業生ということで、話題性もある。プロダクションとしてはぜひ欲しい人材でしょう。移籍先を考える際のポイントは、需要と同時に、運営の“思惑”です。運営としても、育てたタレントを使って、いろいろな芸能事務所と広く関係をもちたいという意図はあるはず。そうなると、既に関係ができあがっている所へ西野を送るというのはちょっと考えにくいですね。前田敦子(27)や大島優子(30)らがいる『太田プロ』は、AKB勢が移る先としてのイメージが強いですから、移籍先としてないと思う。断言はできませんけどね……」(同)

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