スーパー球児「根尾昂」を作った読書 ドクターの父から月20冊
中日ドラゴンズからドラフト1位指名された大阪桐蔭の根尾昂(ねおあきら)選手(18)は、野球部の寮に父親から月20冊もの本を送ってもらっていた。練習だけでなく本の虫でもあったわけだ。球団や竜党の期待を一身に背負うスーパー球児は読書によって作られたとも言えよう。
ドラフトの目玉の高校球児が影響を及ぼすのは、ハンカチやチャーハンといったあたりだった。しかし、打っては高校通算32本塁打、投げれば最速150キロの“二刀流”。それに加えて成績優秀、文武両道を貫く根尾選手の場合は、一味違う。...