「偏差値」よりも「情熱」こそが医師への道! 受験エリートでなくても医師になる方法
東京医科大学を発端とした医学部の不正入試問題。文科省の調査では、同大学以外にも複数の大学で、性別や浪人年数によって得点操作するという、公平性に欠く入試をしていた疑惑が浮上している。こうした差別的な大学の対応が発覚したことで、過去の受験生が、受験料の返還や慰謝料などを求める動きも出てきている。
そもそも、日本の医学部は超難関だ。教育ジャーナリストのおおたとしまささんは新著『受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実』のなかで、医学部について「日本の『受験システム』におけるごく一部の“勝ち組”すなわち“偏差値長者”にしかその門は開かれていない」と語っている。...