宮司交代の靖国神社、背景に内部闘争か 創立150周年を控えてのゴタゴタ

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不敬発言流出はクーデターという「靖国神社」神々の権力闘争(2/2)

「週刊ポスト」が報じた「不敬発言」によって、靖国神社のトップである小堀邦夫宮司(68)はその座を追われることとなった。会議で発した〈今上陛下は靖国神社を潰そうとしているんだよ。わかるか?〉などの言葉が問題視されたものだが、靖国神社関係者は、その背景の“クーデター”の存在について言及する。

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 問題の調査にあたっては、発言を流出させた職員に処分を下さないことが決められたうえで、内部調査報告書が作成される経緯を辿った。報告書で「流出犯」に近いと認定されたのは、小堀氏の前任の徳川康久氏(70)グループの職員だったが、
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