環境副大臣に“環境破壊の企業”から献金… 「秋元司」のブラックジョーク
環境行政を司る役所の副大臣ともなれば、自然を慈しみ地球への負荷を減らすべく奔走する――そんなイメージを抱きがちだが、今回はまるでニュータイプの登板だ。何しろ、地元でNOを突きつけられた太陽光発電所の建設を目論む業者から献金を受けていたのだから。
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安倍内閣は10月4日の臨時閣議で、新たな副大臣を決定した。環境副大臣に就任したのは秋元司衆院議員(47)。これまで国交副大臣などを務めてきたが、これといった人物像を描けないむきも多かろう。政治部記者に聞くと、
「彼は『ダンス文化推進議員連盟』の事務局長を務めていることもあり、音楽業界と付き合いが深い。そうした連中としばしば、六本木で派手に遊んでいます。また、10月上旬に政策秘書が事件に巻き込まれて解雇されたという噂が永田町で一気に広まりました。秋元事務所は“病欠”としていますが、後援会幹部が後始末を話し合ったとも言われています」
いかなる評判であれ、環境に優しい政策を立案してくれれば大いに結構である。ところが、
「彼は大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する事業者と付き合いが深いのです」(自民党関係者)
実際に副大臣の政治資金収支報告書によれば、2016年5月の政治資金パーティーの際、「秋元司後援会」は、件の業者から150万円の献金を受けている。
「その業者とは、再生エネルギー事業などを手がける東京・港区の『ブルーキャピタルマネジメント』です。静岡県伊東市でメガソーラーの建設を計画しているのですが……」(同)
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