筋肉で“蘇った”武田真治 ゾンビになって「紅白に出たい」

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 顔色の悪い武田真治(45)、その手には謎の文言が書かれたフリップ……。ところどころ返り血も浴びている。

 順を追って解説しよう。

 掲載の写真は、10月27日に東京・池袋で行われたハロウィンイベントでのひとコマである。仮装の趣旨については、

「途中、ゾンビに襲われまして」(武田本人)

 なる設定。ただしJRA(日本中央競馬会)のステージということで、正確には“ゾンビに襲われてゾンビ化したジョッキー”。本当は鞭も持っていたのだが、騎手用の訓練マシーンを用いての“乗馬体験”を披露するにあたって手放した。さらに筋肉を見せたいがため袖をちぎり、胸もはだけたせいで、いよいよ何の仮装か分からなくなってしまった次第である。

 分からないといえば〈キンニクデコウハク〉の文字もそう。芸能記者に解説してもらうと、

「8月末にNHKで放送された『みんなで筋肉体操』を踏まえてのことでしょう。タンクトップ姿で体操する武田が話題になりましたから。前身番組からかぞえて23年出演した『めちゃイケ』が終わり、今後彼には厳しい状況かと見ていたのですが、思わぬ注目。今回のイベントのオファーも『筋肉体操』があったからでは。まさに“芸は身を助ける”ですよ」

 ということで、筋肉で紅白、をアピールしたというわけである。その後の取材では「もし本当に出演オファーがあったらですが……サックスでもどうですか、と提案したい」なんてもうひとつの“芸”にも触れた。

 もっとも、イベントに赴いたカメラマンによれば、

「現場にNHKの取材陣の姿はありませんでした」

 想いは届いたか否か――でも、もし紅白に出られなくても、きっと大丈夫。この筋肉さえあればまた人気は蘇る。ゾンビのように……。

週刊新潮WEB取材班

2018年10月30日掲載

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