媚びない男「野村周平」 深夜ドラマ好調でも「第2の小出恵介」の懸念

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市原隼人とトラブル報道も

 例えば、普通の俳優なら共演者が初対面の場合、少し引き気味に対応をする。むやみに精神的な距離を縮めたりはしない。それは一般人と同じだ。初めて会った人に馴れ馴れしくされるのは、不快に感じる人が多いだろう。

 ところが野村の場合、初対面の俳優に挨拶する時でも、傍に顔見知りの俳優が1人でもいれば、非常にフレンドリーな口調で全員に話しかけるのだという。

 うまくいくと、精神的な垣根を取っ払うことができる。共演者全員を、同じ仲間という感覚に巻き込むことができるわけだ。撮影現場の雰囲気は盛り上がる。もっとも、「ちょっと失礼な奴」と感じる役者もいるようだ。

 複数のメディアが、市原隼人(31)と野村のトラブルを報じている。9月5日に開かれた松田翔太(33)と秋元梢(31)の結婚式2次会で、野村が市原に挨拶したところ「お前は知らない」と拒絶。野村は「ずっと憧れていました」と食い下がっても、「お前のことなんて、知らねえんだよ!」と睨みつけたというのだ。

「あくまでも推測ですが、市原さんは野村さんの“自由奔放”な振る舞いを人づてに聞いて、苦々しく思っていたんじゃないでしょうか。礼儀に厳しいタイプの人ですと、やはり野村さんの立ち居振る舞いにはイラッときたのでしょう」(同・関係者)

 ご存知の方も多いだろうが、深夜枠のテレビドラマは俳優にとって「登竜門」の意味合いがある。ここで視聴率などの成果を出せば、さらに視聴者の多い時間帯にスライドできるわけだ。まだまだ売り出し中の野村にとっては、プライベートでもスキャンダルは御法度のはずなのだが……。

「アミューズに所属していますが、事務所も自由にさせています。『小出恵介(34)の二の舞だけはやめてくれ』、『一般人に手を出すのはやめてくれ』と釘は刺しているようですが、写真週刊誌『FRIDAY』の11月2日号が報じたのは一般女性ですから、ひょっとすると聞く耳を持っていないのかもしれません。あと、女優さんが野村さんとの共演が決まると、そのマネージャーさんが『野村くんには気をつけて』と注意するそうです」(同・関係者)

 先の関係者は、野村が共演したことのある女優に、反射的なレベルで口説いている場面を目の当たりにしたという。

「以前、野村さんがスタジオに入っていると、隣のスタジオでかつて共演した飯豊まりえさん(20)も撮影をしていたらしく、空き時間に遊びに来られたんです。飯豊さんが『会いに来ました』と挨拶すると、『そんなに俺のことが好きなのか、結婚しよう』と間髪入れずに言っていました。広瀬すずさんにも、あんな調子だったんでしょう(笑)」(同・関係者)

 野村周平は雑誌「GINZA」(マガジンハウス)のネット版記事「ストリートに生きる次世代俳優。野村周平を知るための10のこと」(18年9月6日)でインタビューに応じている。

 そこでドラマと関連して「結婚願望はありますか?」との質問を投げかけられ、以下のように答えている。

《結婚はまだいいですかね。なんか「浮気しないです」って紙に書かされてるみたいな気がして。子供もいないのに「結婚しよう、愛してるよ」みたいなのは、正直まだわからないですね》

 広瀬すずや飯豊まりえに「結婚しよう」と言い続けてきた男の回答だと思うと、なかなか味わい深い。「常識があるのか」と怒る人は多いだろう。だが、「なかなか面白そうな役者だな」と興味を覚える人も同じくらいいるのではないか。

週刊新潮WEB取材班

2018年10月29日掲載

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