「安住紳一郎アナ」が系列局の若手を代打指名で波紋 TBS局内で囁かれる思惑とは
アシスタントの中沢有美子アナも爆笑
そして番組のリスナーや、TBSやMBSの関係者が固唾を飲む中、10月7日に「福島暢啓の日曜天国」がオンエアされた。番組の冒頭で福島アナは「皆さん言いたいことは色々あると思うんですけども、お気持ちはよく分かりますので、後ほどご説明します」と軽い自虐ネタを披露してスムーズに進行していく。
福島アナと、アシスタントの中澤有美子アナ(43)の掛け合いを、少し紹介させていただこう。番組開始から20分ほどした頃だ。福島アナの「出征」という言葉に、中澤アナが笑い転げる。そのトーク力は確かに見事だ。
福島アナ:大阪のMBSの社員たちも、みんな本当に不思議なもので、応援してましてですね、ええ、「頑張ってこいよ」、「行ってこいよ」っていう、本当、出征するような気持ちで(笑)。
中澤アナ:出征ですか?(笑)
福島アナ:本当にそう、びっくりしました、本当に。
中澤アナ:戦地に送り出される感じ(笑)。
福島アナ:もうあの、万歳、万歳で送り出されまして(笑)。本当に、なんか変な感じなんですよ。
中澤アナ:あははは(笑)。いや、お人柄ですよ、福島さんの。
福島アナ:いや、お人柄って言うか、何なんでしょうかね? TBSラジオというのはどういう位置づけなんですかね?(笑)
中澤アナ:まあ、そうですね(笑)。
福島アナ:だから、それだからこそ、どんどんまた余計に恐怖心が出てくるんですよ。「頑張れ」、「頑張れ」って言われれば言われるほど、「えっ!? そんなに頑張らなきゃいけないのかな?」って。
中澤アナ:「どう頑張ったらいいのかな?」って。
福島アナ:僕は言ってもあれですよ、「来い」と言われたから来た状態ですから、任命責任があると思って来てるんですよ(笑)。
昭和歌謡に深い造詣を持つアナウンサーらしく、最初に流した曲は、井沢八郎(1937〜2007)が64年に発表した「あゝ上野駅」。トークコーナーではゲストに戦前レコード文化研究家・保利透氏(46)を招き、日曜の午前中から東海林太郎(1898〜1972)の話で盛り上がる。あまりの時代錯誤ぶりに、ゲストの保利氏が苦笑する一幕もあった。
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