こちらも注目「ドラフト大学生候補」 “1位指名”がありそうな4名の選手は……
金足農業の吉田輝星(こうせい)、大阪桐蔭の根尾昂(あきら)・藤原恭大(きょうた)、報徳学園の小園海斗(こぞのかいと)……。ビッグネームが並び立つ、今年のドラフト高校生候補。
では、一方の大学生はどうかと言えば、決して彼らに負けない“才能”がいる。
「中でもドラフト1位があるのは4人の選手でしょう」
と言うのは、スポーツジャーナリストの氏原英明氏である。
「日体大の松本航(わたる)投手。そして、東洋大の甲斐野央(かいのひろし)、上茶谷大河(かみちゃたにたいが)、梅津晃大(うめつこうだい)の3投手です」
うち、松本は首都大学リーグで30勝を挙げ、日米大学野球では最優秀投手賞も獲得した。
「先発ローテーション入りができる、即戦力投手」(同)
対して東洋大の3人はいずれも右投げの速球派。「150キロトリオ」と呼ばれる。
甲斐野は最速159キロの剛速球とフォークが持ち味。上茶谷は、1試合20奪三振の東都大学リーグの新記録を樹立した。
「甲斐野くんは、リリーフ、抑え投手が必要な球団は欲しいでしょうし、ローテーション入りする投手が欲しければ、上茶谷くん」(同)
この2人は、いずれも、父は少年野球のコーチ。幼少より指導を受けた“親子鷹”だ。
「他方、残る梅津くんは、将来、大化けする可能性を秘めた“大物”です」(同)
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