「貴乃花親方」の「馳浩元文科相」訪問、やっぱりあった出馬の打診 相撲協会にプレッシャー狙いか
“じゃあ親方、参議院出る?”
会談の中身について馳氏は自らのブログでこう記している。
〈私が大変お世話になっている後援会の方が来訪。貴乃花親方も参加し、退任のご挨拶をいただく。「これからどうするの?参議院議員選挙に出るとか報道されてるけど?」「勘弁してください。ありえません。今はまず、お世話になった方々に、こうして退任のご挨拶まわりをします。今後のことはまだ考えられないですね。残してきた8人の弟子たちのことが心配ですから。」と、静かに語る親方〉
このやりとりだと馳氏が出馬を打診したことにはならないのだが、実際にはこんな会話があったという。
「馳さんが“じゃあ親方、参議院出る? 出たらいいんじゃない?”と聞いたら、親方は“いやー私はもう……ありませんから”と答えていたといいます」(先の馳氏の後援会関係者)
会談の場で、馳氏は明確に出馬を打診していたのだ。そもそも、この日、元貴乃花親方が馳氏を訪ねたのは「引退の報告のため」だとされているが、それは“後付け”の理由に過ぎない。何しろ、この会談は元貴乃花親方の引退より前にセッティングされたものだったのである。
「人を通じて馳議員にアポをとったのは、9月上旬くらいでした」
そう明かすのは、元貴乃花親方の後援会関係者。
「アポをとった理由は、親方が内閣府に提出し、その後、取り下げた告発状の内容などについて相談するためです。ところが、9月25日に親方は記者会見を開いて引退を表明してしまった。10月に入った頃、親方に電話して馳議員とのアポについてどうするか聞いたら、“行きます。引退のこともご報告したいので”と。で、予定通りに行くことになったのです」
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