大台の日経平均 “勝率7割超”の投資家はあの「光通信」
今から27年前といえば、宮沢喜一内閣が誕生し、サッカーのJリーグが発足した年である。その時以来の高値というから、兜町は大いに沸いたのだ。10月1日、日経平均株価は大きく値上がりし、2万4245円の大台に乗せた。
証券会社の幹部が言うのだ。
「今回の高値更新で株式市場にはさらなる株価上昇の期待が高まっています。何しろ、日本株はまだまだ安い。上場企業は2年連続で最高益更新なのに日経平均株価のPER(株価収益率)は13・8倍で、アメリカのダウ平均株価に比べて伸びしろがある。...