イニエスタ“情報漏洩”騒動… プロ意識欠ける振る舞い

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“掃き溜めの鶴”が起こした騒動、といえようか。

 年俸33億円でヴィッセル神戸に移籍したイニエスタが、故障のため9月23日の浦和戦を欠場した。ところが、“イニエスタ欠場”という情報が試合前に漏洩したものだから、さあ大変。

「漏らしたのは、神戸のDF高橋峻希でした。彼は現在、自宅謹慎中です」

 とスポーツ紙サッカー担当記者が明かす。

「高橋は元・浦和の選手。かつての同僚に“イニエスタ、来るの?”と聞かれて、口が滑ってしまったらしい。で、その情報が巡りに巡り、Jリーグよりずっと下の組織のチームのサッカー選手の耳に入り、ツイッターに載せてしまった」

 世界的スターの動向を知りたい――という気持ちからだろうが、これでは一般のサポーターと同じレベルではないか。イニエスタがビッグすぎるとはいえ、漏らした高橋も漏らされた元同僚も“プロ意識に欠ける”と言わざるを得まい。

 一方、渦中のイニエスタはというと、浦和との試合当日、神戸市立須磨海浜水族園でのんびり家族サービスに興じていた。

「なぜわかったかというと、彼の奥さんがインスタグラムに写真をアップしたから。チームは“午前中に撮られたもので、試合時間に遊んでいたわけではない”と強調していますが……」

 三木谷オーナー、楽天の社長である貴公はむろんインターネットの怖さをご存知のはず。下々への教育を頼みますぞ。

週刊新潮 2018年10月11日号掲載

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