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あまり「AI危機」に慌てなさんな(中川淳一郎)
「AIによりいらなくなる職業」や、「AIに使われる人間にならないためにはどうすべきか」みたいな話題をよく目にしますね。「AIに取って代わられない職種ランキング」みたいなものもあり、自分の仕事がそこに入っていたら安堵する。
でもね、あんまりこうした言説にビビらないでもいいんじゃないですか? 我々はインターネットの誕生と普及という人類史上稀有な時代を過ごし、ネットによって取って代わられた職業なんていくらでもあるにもかかわらず、なんとか新しい仕事を生み出してきたわけじゃないですか。...
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「菅井」ならば“婆さん”連想 名前にまつわるミスリード(中川淳一郎)
とある著名人のイメージが強すぎて、その人物と同じ苗字・名前を見た時にその人物(とその印象)に囚われてしまうことがあります。最近読んでいる雑誌に「菅井」という苗字のカメラマンが登場するのですが、何があろうとも「菅井きん」を思い出します。また、このカメラマンの仕事ぶりについても、婆さんがカメラを構えている姿を想像してしまうのです。
それを考えると菅井きん(92)というのは「婆さん役」を見事に演じ切っていたのだな、と思うのです。私がはじめて彼女の演技を見たのは、1987年のNHKドラマ「お入学」で、学がなく、嫁に恐縮する婆さんを演じていましたが、この時まだ61歳。...
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