須田亜香里、初写真集が“爆死”でもAKB総選挙は2位のカラクリ

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リアルなファンの数

 蓋を開けてみれば、そうはならずに、須田の写真集は見事に大コケしてしまったというわけだ。いったい何故なのか。

 そのカラクリをアイドル評論家の堀越日出夫氏が分析する。

「そもそもAKBの総選挙は、ご存知の通り1人1票ではないので票の数=ファンの数というわけではないのです」

 そう前置きした上で、

「いっぽう今回の須田の写真集には、握手券や投票券がついてこないので、売れた冊数、即(すなわ)ちリアルなファンの数だと考えることができます。出版社としては、2位を獲った勢いのある今だからこそ売り出したのでしょうが、ファンとしては総選挙で資金が尽き、1800円する写真集にまでお金をまわすことが出来ないというのが本音ではないでしょうか」

 AKB商法と揶揄され続けて13年。さすがにファンの財布もスッカラカンになってしまったのかも。

週刊新潮 2018年9月27日号掲載

ワイド特集「沈黙は金」より

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