創業一族「井川遥」はどうする? パイオニアが外資に600億円で身売り
厳しい業績
パイオニア創業一族の最後の1人が松本冠也元会長だったわけだが、その長男、与(あとう)氏(56)と2006年に結婚したのが井川遥だ。
ファッション関係者の話。
「与さんは、大学では電子工学を専攻したものの、ニューヨークのファッション工科大学に留学し、服作りを勉強した。帰国後の1993年、自らのブランド『ato』を立ち上げました。ブラックを基調としたモード系の服で、当初、ファッション界ではそれなりの支持を集めた。でも、時代は変化し、いまはナチュラル系がウケている。さらに、ユニクロやH&Mなどのファストファッション流行りなので、『ato』の業績が厳しいのは間違いありません」
そのため、井川が稼がなくてはならなくなったという。
「井川は与さんとの間に、現在9歳になる長女、6歳の長男をもうけ、子育てで仕事をセーブしていました。でも、4年前にハイボールのCMに出演したくらいから、徐々に仕事を増やすようになった」
と解説するのは、スポーツ紙の芸能担当記者。
「いまでは、サントリーのほかにコーセーなど4社とCM契約している。井川クラスですと、だいたい1社4千万円。事務所の取り分を半分としても、年間1億円ほどは手にしているはず。5年前、六本木に購入した高級マンションの2億円のローンがまだ払い終えていませんし、浮き沈みの激しい夫に代わって、稼げるうちに稼いでおこうということなのでしょうね」
まさに、妻の鑑。しかし、沈黙は金で、「元祖癒し系」は、ファンには良妻賢母の姿を明かしてはいなかったのである。
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