有村架純、脱皮の試金石は「ずぶの素人」とのキスシーン
「貪欲になる」
在京の民放関係者は、
「有村は一昨年春、高良健吾とW主演したフジテレビの月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が平均視聴率9・7%と、10%を切ってしまった。以後は映画出演に逃げていましたが、今回数字を取らなければ、連ドラ主演女優という看板を掲げられなくなるので、彼女にも重いプレッシャーだと思う」
と話す。だが、有村に近い芸能関係者によれば、案外前向きだそうで、
「最近の彼女は、“もっと貪欲になる”“怖いもの知らずにならなくちゃ”が口癖。他人との距離の取り方が下手なのを自覚していて、それを乗り越え、女優として一皮むけるためにも、なんでも取り組まなきゃ、という姿勢です」
そう言って、続ける。
「今月21日に公開の映画『コーヒーが冷めないうちに』の監督を務めた塚原あゆ子が、『中学聖日記』の演出に加わっている。有村は塚原に心酔し、“『コーヒー』でも私を役の名前で呼んでくれて、いい演技をするたびに褒めてくれたので、自信をもって取り組めた”と話しています。だから、塚原に指示されたのなら、スキャンダラスな内容でもなんでも喜んでやるし、それを通して“脱皮”したいと思っているんです」
実際、有村は11月公開の映画「かぞくいろ」でシングルマザーを演じるなど、すでに“脱皮中”だという。先の民放関係者の話。
「昨秋公開の映画『ナラタージュ』では松本潤と濃厚なラブシーンを演じ、松潤ファンの“恨み”を買った。でも、今回は相手が無名の素人だから、ファンのバッシングにおびえることなく脱皮できます」
もっとも、素人との体当たりの“禁断の演技”が視聴率につながるかどうかは、また別の問題だが。
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