“後継者”滝沢秀明 「ジャニー喜多川」誕生会もプロデュース
いつもは沈黙は金とばかりに口を閉ざすあの人が……。そう、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)が、感謝の弁を公にしたのは異例のこと。9月12日、所属タレントのタッキーこと滝沢秀明(36)が、芸能界引退を発表。ジャニー氏から後継を打診され、その意思を継ぐと宣言したのである。
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タッキーの決断を、スポーツ紙をはじめ日頃は芸能情報を大きく扱わない全国紙やNHKまでもが、一斉に報じたのはご存じの通り。
その中身を総じてみれば、昨年9月に活動を休止していた人気デュオ「タッキー&翼」は、今井翼(36)が病気の治療に専念するため解散を決断。相棒のタッキーは、12月のディナーショーを最後に引退するというもの。今後はジャニーズ事務所で、舞台演出や後進の育成に専念するようだが、
「一部のマスコミは、経営権を巡り内紛が起きると騒いでいますが、事情を知る人間からみたら笑い話ですよ。ジャニーさんの後を継ぐことは前から決まっていた。いわば既定路線なんです」
とは、ジャニーズの内情に詳しい舞台業界関係者だ。
「13歳でジャニーズ事務所に入ったタッキーは、ジャニーさんが最も精力を注ぐ舞台などの仕事を主軸に活動してきました。テレビでもNHKの大河ドラマ『義経』で主役を張るなどして演技力を磨いてきましたが、メインは舞台の世界。新橋演舞場で史上最年少座長となった『滝沢演舞城』をはじめ、2010年から続く『滝沢歌舞伎』では、主演をこなしながら演出も担当。いわば作り手の側、プロデュースに専念するジャニーさんの背中を見て育ってきたので、会社の経営に参画することはあり得ません」
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