キャスター好評でもテレビ局は二の足… 「桐谷美玲」起用の“リスク”

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ママさんキャスター

「彼女は、あまり女優業に興味がないのですが、キャスターは将来的にも続けたがっていました。実際、タレントにありがちな片手間な取材ではなく、嫌な顔もせず、しっかりとロケ現場に足を運び、熱心にレポートをすると評判が高かった。結婚を機に、主婦の視点でレポートが出来ると意気込んでいたのです」(同)

 知的な印象のキャスターとモデル業の2本柱、そんな将来設計を描いていた桐谷。自分とは無関係な局の都合で切り捨てられるのだから、お気の毒様である。とはいえ、評判も悪くないゆえ、日テレが彼女に別番組のキャスター枠をお詫びに用意してもよさそうだが、

「今のところ、その気配はないですね。理由は、近い将来、妊娠の可能性があるからです。以前から桐谷は、30歳までに子供を産みたいと公言している。レギュラーに起用したところで、すぐに産休に入られては、困ってしまいますからね」(同)

 このまま、キャスターの道を諦めざるを得ないのか。

「ZEROのライバル番組、テレ朝の報ステでは、10月から2児の母である徳永有美アナが、ママさんキャスターとしてデビューします。働く女性、妻、そして母親視点でニュースを伝えるというのがウリですが、世の中の流れから今後、益々そのような女性キャスターが必要とされるでしょう。評判のいい桐谷なら子供を産んだ数年後、本人次第で戻ることが出来るのでは」(同)

 今回、ZEROを追われた桐谷が、再びキャスターに返り咲く可能性は“ゼロ”ではないというのである。

週刊新潮 2018年9月20日号掲載

ワイド特集「人生のブラックアウト」より

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