「日村勇紀」“淫行報道”は早くも鎮火 松本人志がイジって「禊(みそぎ)」終了

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世論は日村擁護が多数

 日村勇紀(46)、小出恵介(34)、そして狩野英孝(36)と並べれば、勘のいい人は瞬間的に閃くだろう。いずれも写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)が、未成年者との淫行問題を報道。そして残酷なほど、報道後の明暗が分かれた3人でもある。

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 この3人に、元TOKIOの山口達也(46)と極楽とんぼの山本圭壱(50)を加えて表を作成した。ご覧いただきたい。

 在京キー局関係者が「こうして表で並べてみると世論は、書類送検が行われたか否かを重視している可能性を感じますね」と指摘する。

「山口、小出、山本の3氏は、書類送検はされたものの、起訴とはなりませんでした。にもかかわらず、それまでの人気が一転、まさに奈落の底に突き落とされました。日村さんと同じように、狩野さんも未成年者との淫行問題を『FRIDAY』に報じられましたが、書類送検には至りませんでした。狩野さんは会見で『被害女性の父親も、22歳と年齢を偽っていたことを謝罪した』と釈明しています。これも淫行条例違反容疑を否定する根拠として受け止められ、世論の怒りを緩和させたと思います。日村さんに至っては、16年前の話はあまりにも古すぎました。記事中に時効成立が明記されているほどです。絶対に書類送検されないわけですから、これがスクープ不発の原因だったのではないでしょうか」

 日村の場合は、運も味方したようだ。淫行問題が報じられた「FRIDAY」が発売された翌日の22日、TBSで「キングオブコント2018」が放送された。本編は午後6時55分からの生放送。日村は審査員としての出演が発表されていた。

「『FRIDAY』の報道直後は、さすがに審査員辞退説も飛び交いました。NHKは9月24日放送予定の、バナナマンの不定期出演番組『バナナマンの爆笑ドラゴン』の放送延期を発表。報道との関係は現在でも不明ですが、相当数のメディアが記事にしました。所属事務所のホリプロコムは出演継続の意向を表明していたとはいえ、世論の動きによってはキー局が事務所に出演自粛を求めてもおかしくない状況だったと思います。ところが、特にネット上では擁護論が多く、『キングオブコントの審査委員長、松本人志さんにイジられてほしい』とネタ化を希望する意見も出ていました」(同・在京キー局関係者)

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