人気絶頂!千鳥「大悟」の深酒を心配する声 「吉澤ひとみ」事件直後にもロケ遅刻

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

芸のためなら、では済まない時代

 酒が原因、あるいは酒がらみで事件を起こし、謹慎に至る芸能人は多い。

「昭和の頃なら、芸人の豪快エピソードとしてネタにできましたが、今は時代が違いますからね。最近でも、女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検された山口達也(46)は泥酔。このほか、女子高校生との飲酒及び不適切な関係を持ったことで芸能活動休止状態の小出恵介(34)、未成年女性との飲酒により芸能活動を一時自粛したNEWSの小山慶一郎(34)、酒が原因で劇場の出番をすっぽかし続けて活動休止の漫才師・アジアンの隅田美保(42)。酒気帯び運転で逮捕されたガリガリガリクソン(32)と、思いつくだけでもこれだけ出てきますよ。その上、吉澤ひとみですからね」(同)

 大悟は毎晩、酒は欠かすことはないという。志村けん(68)に気に入られて、3日に1度は一緒に飲みに行くともいう。志村と飲み過ぎた翌日、現場に遅刻しても、相手が志村ということで、許されてしまうともテレビで話したこともある。バラエティ番組のスタッフが声を潜めて言う。

「大悟は『日曜もアメトーーク!』(テレビ朝日系)で、収録中にゲロを吐くという大失態を犯したこともある。これも前日の深酒が祟ってのことですからね」

 芸人なのだから、多少破天荒なところがあってもいい気もするが。

「漫才師で、ヤンチャなキャラということもあるんでしょうけど、なんだか“やっさん”を思い出してしまうんですよ。やすしきよしの横山やすし(1944〜1996)です。天才といわれながら、酒での舌禍事件や、二日酔いで収録・生放送のドタキャン、ケンカなど何度も事件を起こしましたが、その度に漫才のネタにしてさらに売れた。しかし、相方のきよしさん(西川きよし[72])が政治家に転身し、漫才ができなくなると、酒に溺れ、飲酒運転で事故。吉本からも契約解除されて、暴行事件に遭って入院。復活の兆しもあったのですが、最終的には自宅で亡くなっているところを発見された。51歳でしたからね。大悟の酒で遅刻、二日酔いで収録なんて話を聞くと、どうしても思い出してしまうんですよ。才能もあるだけに、やっさんみたいにはなってほしくないんです」(同)

 大阪のレギュラーを蹴って上京し、ようやく掴んだ千鳥ブームである。大酒飲みキャラはウリの一つではあるけれど、バラエティスタッフは、吉澤ややっさんの二の舞にならぬことを望んでいる。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月21日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。