大地震で“液状化”“水没”“大津波”の三重苦… 住むには危険な首都圏「ハザードマップ」

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 これまで地震が少ないと思われてきた北の大地を、観測史上初めて、震度7の揺れが襲ったのである。

 9月6日未明に起きた大地震を、気象庁は「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」と命名した。幾重にもえぐられた山肌に液状化した住宅街、繁華街の大停電。我々は想定外だらけの事態を目のあたりにしたが、まだ7年前の東日本大震災は終わっていない。その延長上で起きた災害だと指摘するのは、立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏だ。

「地震には、東日本大震災のようにプレートが跳ね上がって起きるタイプと、今回の地震のような直下型があります。...

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