国民栄誉賞をチラつかせて黙らせた!? 安室奈美恵も巻き込まれる「沖縄知事選」デマ

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 9月30日に投開票を迎える沖縄知事選は、単なる首長選挙を超えた盛り上がりを見せている。与野党一騎打ちの大激戦に、トンデモな「怪文書」「中傷ビラ」が飛び交っているのだ。

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 たとえば、先日引退した安室奈美恵もこんな形で巻き込まれている。翁長知事が死去した際に「ご遺志が受け継がれることを願っております」とコメントしたことから、「翁長シンパ」と報じられてしまった彼女。“翁長後継”である玉城デニー陣営のさるメンバーは、

「安室さんがはっきり味方についてくれれば、それだけで『万』の票が得られますからね」

 と“歌姫”にあやかりたい思惑を明かし、音楽関係者も「あの手この手で接触しようとしていた」という動きを明かす。そこへ、15日に開催されたのが安室のラストライブである。翁長知事死去の際と同様、何かメッセージを出してもらえればと期待したはず……。

実際は何事もなくライブは終了したが、何も言わなかったら言わなかったで、噂されるのが人気者の常。

「安室がラストライブで沈黙したのには理由がある。実は、自民党の竹下亘・総務会長が、親族であるタレントのDAIGOの仲介で、安室と面談した……」

 なんて話が飛び出していて、

「その席で、竹下さんは、“国民栄誉賞授賞”の可能性をちらつかせて、安室に沈黙を迫ったというのです。こうした話が、沖縄だけでなく、永田町でも一気に広まった」(沖縄在住のジャーナリスト)

 竹下氏周辺に聞いても否定するが、ライブで安室がしゃべらなかったことだけは“事実”。ゆえに“本当だったんだ”と拡散しているとか……。

 玉城候補には、“昔大麻を吸っていた”なんて旨の怪文書が撒かれてもいて、こちらはこちらで悪質なデマ。9月19日発売の週刊新潮で、謀略渦巻く選挙戦を報じる。

週刊新潮 2018年9月27日号掲載

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