海老名香葉子、命運を分けた「がん検診」を振り返る 私はこうして「乳がん」から生還した

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 いくらお医者様に通っても、がんと分かるのは“運”だなぁと思うの。

 54歳で亡くなった私の夫・初代林家三平がそう。夫は脳溢血で倒れて以来、月1回必ず大きな病院で検査を受けて、何か兆候があれば分かる筈なのに、肝臓がんだと分かった時は末期で手遅れ。もって3カ月と先生に言われ、私はびっくりでした。朝日新聞の記者だった甥っ子なんかは“毎月、検査をしていたのにおかしい”と、病院に対して怒っていましたけどね。夫は争うことが嫌いだから、“絶対に先生を責めないで。...

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