バスケ“買春騒動”余波… 年収は歴代の4倍「三屋裕子会長」に退陣要求
バスケ日本代表の「ジャカルタ買春」。いまも、その余波が収まらない。実は、三屋裕子会長(60)の退場要求にまで発展しそうなのだ。その理由の一つは、買春した4人の選手を公開処刑のように会見の場に立たせ、晒しものにしたこと。さらに、歴代会長の4倍近い年収を貰いながら、監督責任を果たしていないことだという。
ほんのちょっとした出来心だったはずである。
しかし、永吉佑也(27)、橋本拓哉(23)、佐藤卓磨(23)、今村佳太(22)の4選手は、謝罪会見で晒しものにされたうえ、1年間の公式試合出場権を剥奪された。
さらに、日本バスケットボール協会の三屋会長も監督責任を取って、10%の減俸3カ月となったのである。
元バスケットボール男子日本代表監督の吉田正彦氏は、
「会見の場で、三屋さんも選手たちと一緒に、監督不行き届きを謝罪すべきだった。それをしなかったのは、結局、自己保身を図ったに過ぎません」
と、憤慨する。
「もちろん、4人の選手の行為には呆れるほかない。でも、現地の女性をいくらの値段で買ったなどということまで明らかにさせ、あそこまで恥を掻かせる必要があったのでしょうか。選手としての将来を潰してしまった。そもそも、三屋さんはバレーボールの人。バスケ選手への愛情に乏しいから、“情けない。恥ずかしい”と、悪しざまに非難できるわけです。でも、本来、三屋さんの監督責任が第一に問われなくてはならない。なのに、減俸というだけでは、あまりに軽すぎます」(同)
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