【追悼】一時危篤で映画試写会欠席の「樹木希林」、共演「黒木華」が絶賛したカッコ良さとは
9月4日、映画「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」(10月13日公開/大森立嗣監督(48))のプレミアム試写会が都内で開かれた。主演の黒木華(28)はじめ鶴田真由(48)鶴見辰吾(53)、原作者の森下典子(62)も出席したが、そこに樹木希林(75)の姿はなかった。8月に大腿骨骨折のため緊急手術をしたためだ。一時は危篤状態でもあったという希林の体調が注目されていたのだが――。
***
速報羽生結弦との「105日離婚」から1年 元妻・末延麻裕子さんが胸中を告白 「大きな心を持って進んでいきたい」
試写会には特別来賓として高円宮久子様(65)が出席されたこともあり、希林は直筆のメッセージを寄せており、黒木が代読した。
「この度 高円宮久子妃殿下並びに同絢子女王殿下の御臨席を賜りまして ひたすら有難く頭(コウベ)を低(タ)れるばかりです ――台風接近もともない申し訳なく 涙涙でございます 心ふるえるような時をいただいてをります。 平成30年9月1日・樹木希林」(原文ママ)
残念ながら絢子様(27)がご欠席であったが、希林の9月1日付のメッセージからは、順調な回復ぶりがうかがえた。この日、注目されたのはまさに彼女の体調だった。
「この20日ほど前となる8月15日に大腿骨骨折の緊急手術をしていたことが、16日に判明したんです。希林さんはNHK・BSプレミアムの『大中継! にっぽんのお盆』という番組にゲスト出演する予定だったのですが、NHKの武内陶子アナ(53)が『3日前に大腿骨を骨折なさいまして、出演できなくなりました』と報告。そして電話で出演した希林さんは『ポキッと折れるんですね』と説明し、前日に手術については『あちらに送られる側になるところでした』と語っていました。全身に癌が転移しているとはいえ、まだまだお元気そうでしたので、この時はまだそれほど大変とは思いませんでした。しかし、30日にYahoo! JAPANが実施した『全国統一防災模試 台風・豪雨編』の会見に出席した娘婿の本木雅弘さん(52)が、『一時は危篤状態でした』と明かしたのです。手術直前には夫の内田裕也氏(78)に『今までいろいろ悪かったわね』と電話までかけたといいます。危機は脱したとはいうものの、4日の試写会は希林さんの現状が注目されていたんです」(スポーツ紙記者)
[1/3ページ]