“暴力”と“抱擁”で女性選手を支配した「速見コーチ」 二重契約、金銭トラブルも浮上
宮川紗江選手(18)をめぐる騒動の元凶は、速見佑斗コーチ(34)その人である。彼の暴力がなければ、そもそも「パワハラ騒動」など起きようがなかった。そこは動かしがたい事実である。
その暴力が、いかに醜悪なものであったか。
現場を目撃したことのある、さる強豪選手が言う。
「大会会場や代表合宿所などの公の場でも“何でわかんないんだ!”“バカヤロー!”などと大声で怒鳴り、宮川の服や髪を掴んで倒そうとするのを見ました。彼女は時が過ぎ去るのを待つように、能面のような顔で耐えていましたが……」
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