反トランプの「ナイキ」広告、不買運動が起きても実は大成功のウラ事情

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 ドナルド・トランプ大統領をチクリと刺すメッセージが、そのロゴよろしくブーメランに……とは、ならなかった。物議を醸す広告で、当初は株価の下落も報じられたナイキだったが、結果的には大成功だったようだ。

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 そもそもの発端は米プロフットボールリーグ(NFL)のフォーティナイナーズに所属していたコリン・キャパニック選手(30)が、試合前の国歌斉唱時に膝をつく抗議を行った2016年8月にさかのぼる。“黒人や有色人種を虐げる国には敬意を払えない”というのがその理由だが、これが賛否を招いた結果、シーズン終了でキャパニックはチームを去ることに。...

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