秋田で唯一消滅しない村「大潟村」の「デザイン思考」とは?

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地域再生の成功学(7)

 日本各地で遊休不動産を活用したまちづくり「現代版家守」を展開する地域再生プロデューサー清水義次さんは、これからの地域再生のキーワードは「営業生活権」だという。

「営業生活権」とは耳慣れない言葉だが、「他人に雇用されるのではなく、自分で営業をして生活を営む権利」を意味する。自立して生きる人の比率が増えていくことが、地域の活性化につながると清水さんは考えているのだ。

 この考えに深く共鳴するのは、地域再生の専門家の藻谷浩介さん。藻谷さんの著書『完本 しなやかな日本列島のつくりかた』(新潮文庫刊)に収録された2人の対談から、一部を再構成してお伝えしよう。...

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