バスケ日本代表「ジャカルタ買春」はそんなに悪いか 政治家は不問、“歪んだナショナリズム”指摘も

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ライン交換も

 事が起こったのは、アジア大会開催中のインドネシア・ジャカルタである。8月16日、バスケット男子代表は予選で勝利。その夜、日本食が恋しくなった22〜27歳の4選手は、市内で「リトルトーキョー」と呼ばれる、ブロックMなる地区へ向かった。規程に従い、服装は日本選手団の公式ウェアのまま、焼き鳥屋でビールをコップに3杯飲み、17日未明、外に出たところで、現地の女性に声を掛けられ、ホテルへ直行。思いを果たして、選手村に戻ったというのだ。

「この地区は以前とすっかり変わりました」

 とは、ジャカルタ在住ジャーナリスト・大塚智彦氏。

「クラブなどでも露骨な誘いなんて受けることはなかった。しかし、最近は横に座るなり、すぐに“交渉”を持ちかけてくる『売春街』の色が濃くなっていた」

 協会関係者が言う。

「代表は次の試合まで6日間空いていた。その日の試合で勝ったこともあり、酒も手伝って気が大きくなったのでしょう。問題は、JOCから支給されるウェアでホテルに向かった点。規則に従ったワケですが、まさかそのままホテルとは……。また、一番年嵩の選手は売春婦とラインまで交換している。次の機会も考えていたのでしょうか」

 参考までに、アジア風俗専門誌「アジアン王国」編集長の奥岳氏によれば、

「インドネシアの女性は、タイやフィリピンと比べて、サービスが丁寧。ここまで尽くすか、というようなことをする。価格も安めですから、まさに“穴場”なんです」

 4人はさぞかし良い思いをしたことだろう。120万ルピア=約9千円という価格については、

「コトを果たすだけなら、2千円くらいで済むところもある」(同)

 と言うから、ボッタクられた印象は否めないが……。

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