死角なし「吉田輝星」は疲れも跳ね返せるか(石田純一)

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石田純一の「これだけ言わせて!」 第1回

 息子の理汰郎は野球に夢中で、この夏も甲子園の球児たちに盛んに声援を送った。ご多分に漏れず、贔屓のチームは金足農業。準々決勝、2ランスクイズで近江に勝ったときなど大よろこびだった。でも僕は、金足農業には早く負けてほしかった。いや、「もう十分だ!」「負けてくれ!」と不思議な応援をしていたと言うべきか。吉田輝星投手の肩を思うと、早く負けて休んでほしかったのだ。

 結局、彼が甲子園で投げた球数は881球。早稲田実業の斎藤佑樹に次ぐ歴代2位になってしまった。...

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