「眞子さま」「小室圭さん」結婚延期発表から半年 美智子さまが口にされた“あの方はあり得ない”のご真意
「皇嗣の親戚として…」
先の御所の事情に通じる関係者は続けて、
「最近の皇后さまは『小室さんとは、一体どういう方なのでしょう』としきりにこぼしておられます」
としながら、
「ご結婚が実現した場合を仮定して、こんなことを漏らしておられました」
そのお言葉をそのまま記すと、
〈戦没者の慰霊や、被災地への訪問など、陛下と私がこれまで考え、積み重ねてきた象徴の意味を、小室さんは理解されているのかしら。新しい時代は東宮がおらず、その中で皇嗣(秋篠宮さま)の重要性というのは、想像できないほど大きいものです。その皇嗣家に連なる親戚として、あのような方が入ってくるというのは、到底考えられないことです〉
皇室全体を見据えられた上でそう述べられたといい、また眞子さまの将来も案じながら、
「皇后さまは『もし結婚したとして、眞子にはサーヤ(黒田清子さん)のように後々、伊勢(神宮)の祭主など、民間にあっても公務に携わってくれることを期待しています』と常々仰っています。ですがその一方で、『そうした時、ご自分のキャリアや眞子との結婚しか考えていないような方が、果たして眞子を応援してくださるでしょうか』『そう考えた時、眞子があの方に嫁ぐというのは、あり得ないことだと思うのです』。そのように疑念を露わになさっていました」(同)
手塩にかけた内親王を思えばこそ、吐露なさったご心情であろう。
皇后さまと交流のある知人が、こう明かす。
「皇后さまは『譲位の前に陛下が、小室さんやお母様を御所にお呼びして、お話をなさることになるでしょう』と、はっきり仰っていました。むろんその前には、小室さんに結婚を諦めてもらうべく、宮内庁幹部や秋篠宮殿下によって因果を含めて頂く“プロセス”が欠かせませんが、ご結婚の裁可を出された陛下から直にお話しなさるのが筋道である、という強いお気持ちを感じました。小室さんの留学で、あるいはその場はご退位後にずれ込むのかもしれませんが、皇后さまのお気持ちに何ら変わりはないと拝察いたします」
初孫が直面している難場で、美智子皇后が幕をお引きになるというのだ。
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