「恐山」で電化製品が軒並み不調になるワケ 小林秀雄賞受賞の禅僧が語る「知られざる恐山の姿」

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恐山の禅僧

 24日に発表された第17回小林秀雄賞の受賞作は『超越と実存―「無常」をめぐる仏教史―』。これまでにも数多くの仏教関連の著作を発表し、高い評価を得てきた著者の南直哉氏の本職は禅僧。それも「青森県恐山菩提寺院代(住職代理)」という肩書を持つ。
 そう、あの「恐山」だ。

 その名前を聞いて、ある人は「イタコ」を、またある人は「賽の河原」を連想することだろう。恐山には「死者と出会える場」というスピリチュアルなイメージも強い。
 実際にはどういう場所なのか。...

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