「徳永有美」報ステ復帰は大博打、ほくそ笑むテレ朝「大幹部」と「小川彩佳アナ」

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何から何まで好対照な2人の女子アナ

 1975年8月生まれの43歳。様々な経験があって当然だ。イエスの「汝らのうち罪なき者は石もて打て」という言葉通り、我々が裁くことは許されない。だが、そうは言っても「不倫女子アナ」を看板番組のキャスターに据える必要があるのか?――世論を文字にすれば、こんな感じだろう。元テレ朝、徳永有美フリーアナウンサーの話だ。

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 徳永アナは石川県生まれ。大妻女子大を卒業し、98年に入社。他局の同期は柴田倫世(元日テレ)、外山惠理(TBS)、島田彩夏(フジ)といった面々になる。

 朝の情報番組「やじうまワイド」(85〜2002年)で天気、スポーツ、そして司会と順調に経験を積んだ。因縁の「内村プロデュース」(00〜05年)ではアシスタントを放送当初から03年まで担当。報道もバラエティも対応可能な、まさにテレ朝の顔だった時期が確かにあった。

 そんな彼女のイメージが崩壊したのは、内村光良(54)との不倫。徳永アナは01年にテレビ朝日の社員と結婚していたが、03年に内村との交際が発覚する。

 結局は夫と離婚が成立し、05年に内村との再婚を発表。2番目の夫による「略奪婚」が成功したわけだが、テレビ朝日を退社し、フリーに転向した。

 その後は言葉が悪いが、ある程度は露出を避けていた節がある。2児に恵まれたことも大きかっただろう。

 だが、子供の成長と共に、着実に復帰していく。17年1月、ネットテレビ「AbemaTV」で「けやきヒル's NEWS」のキャスターに就任した。

 そして、禊は済んだと言わんばかりに今年8月、テレビ朝日は『報道ステーション』の新キャスターに徳永アナを10月から起用すると発表した。現職の小川彩佳アナ(33)はネットテレビ「AbemaTV」の看板ニュース番組である「AbemaPrime」のキャスターに就任することになった。

 それからずっと世論は首をひねり続けているわけだが、テレビ朝日の報道関係者が「視聴者の反発だけでなく、局内の混乱だって相当なものです」と打ち明ける。

「確かに男性視聴者が多い番組ではあります。主婦の怒りから逃げられる可能性も否定できません。とはいえ、テレビを見る夫の横に妻が座っているケースは多いでしょう。彼女たちが『チャンネル変えてよ』と怒り出すほうが現実性は高いと思います。もちろん、テレビ朝日で多くの社員が、こうした最悪のケースを想定しています。それでも社内で異論が噴出しないのは、この起用が早河洋会長(74)の肝煎りと言われているからです」

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