有働由美子にフラれた「NEWS23」 「雨宮塔子」切り捨てを狙ったTBS事情

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CM営業も苦戦

 今回、有働のスカウトを画策したということは、裏を返せば有働を確保出来た場合、雨宮をお払い箱にする算段だったことになる。冷酷無残と言うほかないが、そうせざるを得ないTBSの懐事情があった。

 広告代理店関係者が言う。

「筑紫哲也がキャスターだった時代には2桁近い平均視聴率でしたが、10年ほど前は6〜7%に。最近は良くて5%、悪い時は3%ほどです。10月は番組改編の時期でスポンサーも入れ替わりますが、23のCM営業は苦戦しています」

 自ら取材現場に足を運ぶ機会も多く、決して雨宮自体の評判は悪くないが、テレビ業界においては、数字がなにより。背に腹は代えられないというわけだ。

「NEWS23の視聴率が悪いのは、メインキャスター星さんと雨宮さんの役割分担がはっきりしないからではないでしょうか」

 と分析するのは、ジャーナリストの大谷昭宏氏。

「筑紫さんは番組進行役であり、かつ自身のコメントも発信するという流れがありました。それに比べ、星さんはキャスターなのかコメンテーターなのかわからない。前のめり気味な雨宮さんが進行しているかと思えば、急に星さんが進行を始めたりしてちぐはぐなんです」

 当面はこのコンビが継続となりそうだが、バッサリ切り捨てようとした局を見返すためにも、スカートでも短くして気を引くほかないか。雨宮サン!

週刊新潮 2018年8月16・23日号掲載

ワイド特集「真夏の夜の夢」より

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