TBS「安住紳一郎」がフリー転身なら楽勝で「打倒・羽鳥慎一」 いつ退社するか?

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TBSの男性アナはオタク気質?

 ご覧になっていただくと、ルックスや声の良さだけでなく、年齢や体格、公立高校から文系の私立大学に進んだ学歴など、共通点は少なくない。実際、2017年8月に「しゃべくり007」(日本テレビ系/毎週月曜・午後10〜11時)に羽鳥アナが出演し「安住アナに間違えられることが多い」と明かしている。

 そこでTBSラジオの関係者に、安住アナの魅力についての解説と、羽鳥アナとの比較を依頼した。

「確かにテレビでの安住・羽鳥の両アナは、似た者同士に見えることが少なくありません。2人の看板番組である『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系/月曜〜金曜・午前8〜9時55分)と『新・情報7DAYS ニュースキャスター』(TBS系/毎週土曜・午後10〜11時24分)では、共にそつがなく、とても上品な司会進行です。それこそ宮根アナと比べてみると、安住・羽鳥組の爽やかさが際立ちます。ところがラジオの世界から両人を見てみると、正反対のアナウンサーという結論になってしまうんです」

 テレビのアナウンサーでもラジオ番組を担当させている、いわゆる「ラテ兼営」の放送局は、関東の民放ではTBSだけだ。もちろんラジオは声だけで情報を伝える。アナウンサーとしての力量が鍛えられるのは、やはりテレビの比ではない。

「特にTBSラジオは、亡くなった永六輔さん(1933~2016)がレギュラー番組を長く続けていていたため、その薫陶を受けた人は多いようです。こうした職場環境から、大沢悠里(77)、久米宏(74)、小島一慶(73)といった方々が羽ばたいてきました。このTBSラジオのDNAを、安住アナもしっかりと受け継いでいるのではないでしょうか。端的に言えば、局アナといえど、ラジオパーソナリティは、博学=オタク的なところがないと務まらない。とにかく彼は話題が豊富です。音声のみのラジオ番組にとって、それは強力な武器です。老若男女のリスナーが喜ぶ話題をしっかり提示できる能力があるからこそ、トークの技術や人間的魅力が花開くわけです。一方、羽鳥アナは、そもそも日テレの局アナでしたから、ラジオ番組を経験していない。2人の差は、そこにあるのではないでしょうか」(同・関係者)

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