2人の“九州のゴジラ”、“青森のドクターK” 第100回「夏の甲子園」怪物たちにつく値札

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第100回「夏の甲子園」怪物たちにつく値札(2/2)

 U18日本代表候補でもある和歌山代表・智弁和歌山の3番、林晃汰(こうた)は、1年生のころから何度か場外ホームランを記録してきた。

 そんなパワーヒッターについて、歴代最多、春夏合わせて38度目の甲子園となる高嶋仁(ひとし)監督は大会前にこう絶賛していた。

「林はとにかく遠くへ飛ばす才能に溢れている。素材は間違いなく一級品だと思いますよ。そんな振らんでもええやろ、いうくらいのフルスイングが持ち味で、気持ちは常にライトスタンド。ホームランを狙う打席では三振も多いので、“もっとボールを長く見て、センター中心に打ったらどうや”というんですけど、どうしても、ホームランを打ちたい気持ちが抑えられない。...

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