家を買ったら神様がついてくる!? 出雲ならではの不動産広告
出雲といえば、旧暦10月を「神在月」というように、他の地方とは少し趣がことなる暮らしがある。出雲大社や、神話に彩られた有名な古社だけでなく、街角の小さい祠まで、神社ガールたちは神社巡りをしているのだが……。そうした出雲好き・神社好きも、不動産屋の物件広告にまで「神社」が登場しているとは知らないのではないか。
出雲を中心に山陰の奥深い世界を旅したノンフィクションライターの野村進氏は、出雲市の不動産広告をくまなく見ていたとき、ある1行に出会って吃驚したと、新著『どこにでも神様 知られざる出雲世界をあるく』で語っている。...