キャスターたちの「薄っぺらな私見」は無価値である ベテランジャーナリストの嘆き
キャスターは意見を言っていいのか
SNSも巻き込んだメディア同士の批判の応酬は激化する一方だ。各種月刊誌の見出しを見る限り、最も批判されることが多いのは朝日新聞だろうが、次いでその対象となっているのは産経新聞でも読売新聞でもなく、テレビ局かもしれない。
キャスターやその隣に座る御意見番的な出演者が一言物申すタイプの民放のニュース番組は、とりわけ批判の対象となっている。
それに加えて、近年ではNHKでもそうした傾向は見られるようだ。NHKの場合は、メインキャスター自身が「色」を出してコメントを加えていく。...