秘境「インターナショナルスクール」を徹底解剖 教育の理想郷なのか、それとも…
「インターナショナルスクール」という秘境――おおたとしまさ(1/2)
元来は海外赴任者の子供が通うインターナショナルスクールが、日本人の保護者にも大いに注目されている。国際感覚が育つ、バイリンガルに育てられる、と。教育の理想郷なのか、それとも――。良くも悪くも日本の学校とは異質のこの「秘境」を徹底解剖する。
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緊張感がない。いい意味で。子供たちの全身からにじみ出る雰囲気のことである。日本の学校では、子供たちが見えない鎧を着ているように感じることも少なくないが、それがない。
東京都港区にある「東京インターナショナルスクール」を訪れた。...