「細野豪志」ヤミ献金を仲介、「野田総務相」夫妻はお友だち… フィクサーを直撃

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「俺はただ人の良いオヤジ」

 では、フィクサーご当人に登場頂こう。まず、野田聖子・文信夫妻との関係は?

「文(ふみ)ちゃん自体、(スキャンダルに)関係あんの? そういうの(仮想通貨)、やってるって聞いたけど、“いや、今それをやる段階じゃないね”って(俺から)一言で終わり。(そもそも野田)聖子ちゃんの旦那ってことで紹介を受けて、“たまにはゴルフ行かない?”とか、そういう程度の話(をしただけ)。文ちゃんとは、人生で5〜6回会ってるけど、一切俺は(仮想通貨の話を)受け付けないから」

 GACKTとは?

「17〜18年前から知ってはいて、会えば“こんちわ”って言うけど。だいたいそのナントカっていう仮想通貨の名前も知らないぐらいだから。どっちかっていうと母ちゃん(聖子総務相)の方(との付き合いが長いくらい)だから。同い年だから、俺。会えば“こんにちは”って言う仲じゃん。ずっと、この世界にいろいろいるんだから」

 検察の捜査については?

「まず、ナントカっていう文科省の奴(谷口被告を指す)。顔も知らなければ、(ブログを)書いている奴も知らなければ、(交際していたと書かれた)『熊谷きわ』とそんな関係でもない。野田佳彦の秘書として知っているだけであって。もうそんな意味の分からないところで俺を持ち出されても、全然意味がないので。で、細野の一件も俺が関わるような話じゃないので」

 乱交パーティーは?

「20世紀の話を21世紀にしてるんだよ? 俺はTBSの代わりに被ってやっただけだって。もう全然、本当のことを今更言ったって別にいいんだけど、あれを実際にやっていたのはTBSのプロデューサー。で、乱交パーティーなんてしていません。部屋はみんな別です。ただ、タレントがいただけで、そんなことをいちいち言ってもしょうがないし、もう被っちゃったわけだから。被るしかなく引いただけのことだから」

 フィクサーとしては?

「俺はね、継続してコツコツやるタイプなの。きちんとビジネスをやっていくタイプなの。ずーっと。自分で決めたことを、ずーっとまじめにコツコツやってきたら、一緒にいる周りがみんな偉くなっただけの話。俺が偉くなったんじゃないの。俺はただ人の良いオヤジで有名なの! みんな(会うまでは)“怖い”とか、“70歳くらいのフィクサーだと思った”って言うから、“別に俺フィクサーじゃねぇし、そんな歳じゃねぇし”って言う。だいたい話していて人の良さが分かるでしょ? こんなふうに話してくれるなんて、本当。ですので、正直言って私も風評に悩んでる次第でございます」

 寄らば大樹の陰となれば、それだけやっかみも多いというのである。

週刊新潮 2018年8月9日号掲載

特集「『GACKTコイン』の『野田総務相』夫妻はお友だち! 『細野豪志』の5000万円ヤミ献金も仲介!! 『文科省解体捜査』でも浮上したフィクサーの正体」より

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