カンヌ受賞作「万引き家族」に「クリーニング業界」から異論噴出のワケ
大ヒット作の影響力
カンヌ映画祭の最高賞たるパルムドールに輝き、興行収入も40億円を超えたという。作品が高く評価され、ビジネスとしても大成功を収めた。現在もロングランが続く「万引き家族」[是枝裕和監督(56)/ギャガ]のことだ。
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ここまでの“社会的現象”となると、映画を巡る言説もバラエティが桁違いになる。当初は「『万引き家族』のカンヌ受賞は世界に恥をさらすものだ」と批判されり、林芳正文科大臣(57)の「対面して祝意を伝えたい」という意向に、是枝監督は「公権力とは距離を保つ」と辞退するなどの問題が勃発したりした。...