親子電話も禁止 「愛子さま」3週間のサマースクール 佳子さまを“精神的支柱”に
学習院女子高等科2年に在学中の愛子さま(16)は、7月22日に羽田空港を出発。8月9日まで、学校の海外研修プログラムである英国・イートン校でのサマースクールに参加されている。
「イートン校は、言わずと知れた名門私立男子校。600年近い歴史を有し、ウィリアム王子やヘンリー王子もOBです。また19人の首相も輩出するなど、英国のエスタブリッシュメントを形成してきました」
とは、宮内庁担当記者。その名門が、夏期に世界の若者に向け門戸を開放。学習院女子も毎年、生徒を送り出してきた実績がある。
イートン校のHPでは、
〈日本人学生のための英語及び文化コース〉
として、以下のような説明がなされている。
〈最大で320名の日本の男女高校生に、カレッジで英語を学ぶとともに、18日間にわたり英国文化に親しむ機会を提供します。(略)約50時間のTEFL(外国語としての英語教授)を受講してもらうことを企図しており(略)コース修了時点までに、学生は英語での会話に参加することができるようになります〉
空港では40人ほどの生徒らとともに、スーツケースを手に搭乗された愛子さま。さる宮内庁関係者によれば、
「今回はあくまで学校行事の一環。皇族としてのご旅行ではなく、現地で英王室との交流などもありません。愛子さまは、他の生徒さんと一緒にエコノミークラスに乗られました。ベテランの東宮女官と若い女性職員が1人ずつ同行していますが、身の回りのお世話をするわけではないのです」
というのも、
「愛子さまは、現地に到着したのちロンドン西郊に位置するイートン校の敷地内にある学生寮に入られ、3週間近く、他の生徒さんと共同生活を送られています。女官や職員は、学校内にあるスタッフの部屋を借りて宿泊していますが、寮からは離れており、できるだけ愛子さまには近づかず、学校の方針にお任せすることになっています」(同)
遠巻きに見守り、日々の出来事を宮内庁に伝える役回りに徹するというのだ。
「それにしても印象的だったのは、出発の際の愛子さまのご表情です」
とは、先の記者である。
「22日の朝8時前、お一人で東宮御所を発たれた愛子さまは、報道陣から『行ってらっしゃいませ』と声をかけられると、窓を開けながら嬉しそうに何度も会釈なさったのです。それは最近では拝見したことのない、まさしく“満面の笑み”でした。また、一時期の激やせが嘘であるかのようにお顔がふっくらなさっているのが誰の目にも明らかで、我々も安心しました」
中等科3年生だった一昨年秋には、思春期にしばしば見受けられる摂食障害のような症状に陥られ、学校を長期欠席なさったこともあった。当時に比べれば、まさしく別人のようになられたのは疑うべくもない。
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