口先ばかり「野党」の通信簿 YouTuber目指す「玉木」、富士山「細野」、お得意ブーメラン「蓮舫」…
十八番の「ブーメラン」
このように、将来の総理候補と持ち上げられたこともありながら旬が過ぎ、終わってしまった感が濃厚に漂う細野氏。そしてもう一人、「昔の名前で出ています」と断じざるを得ない、「かつての宰相候補」がいる。
「野党は国会終盤で、西日本で豪雨が降り始めていながら安倍総理を含めて酒宴を止めなかった7月5日夜の『赤坂自民亭』批判を展開しました。しかし、野党お得意のブーメランとなって返ってきた。同時間帯に、立民の手塚さん(仁雄・国対副委員長)が『政治活動25周年感謝の集い』を開いていて、そこに立民の幹部たちが参加していたんです」(前出野党担当記者)
その中の一人が、手塚氏の無二の親友である蓮舫副代表(50)だった。行政を司(つかさど)る政府の面々の宴と、野党の政治家のパーティーを一概に同列視できないとはいえ、西日本で豪雨に苦しんでいた人がいる最中に、立民の議員たちも「はしゃいでいた」ことに変わりはない。その蓮舫氏は、このところ、
「『赤坂自民亭』批判を激しく展開するなど、二重国籍問題の禊は済んだと言わんばかりに精力的で、『ポスト枝野』を狙っているのではないかとの声が上がっています」(山村氏)
悪い冗談だと信じたい。
なお、政党交付金は年4回、各党に渡されることになっている。7月20日はその2回目の交付日で、国民民主は15億6036万円、立民は6億9107万円を手にした。無論、それらは我々の血税である――。
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