口先ばかり「野党」の通信簿 YouTuber目指す「玉木」、富士山「細野」、お得意ブーメラン「蓮舫」…

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活かせていない与党経験

 このように、「パフォーマンス」が目に付く立民に対する評判は野党の間でも芳(かんば)しくなく、

「枝野さんの趣旨説明の後、感想を求められた玉木さんは、表向きは記者団に対して『素晴らしい』と絶賛し、野党共同戦線を強調していました。でも、その直後にはオフレコで『自分(枝野氏)が目立ちたいだけでまったくダメだ』と吐き捨て、長時間演説に呆れていました」(同)

 その国民民主党・玉木雄一郎共同代表(49)は、今国会の総括としてこんなことを述べている。

「一人も大臣のクビを取れなかったことは、批判として甘んじて受けないといけない」

 政治ジャーナリストの山村明義氏が呆れる。

「玉木氏らは、旧民主党時代に3年3カ月、与党を経験しています。政府与党がどこを突かれると苦しいか、実体験をもとに分かっているはずです。しかし、野党になった今、それを活かせていない。モリカケ問題にしても、延々と1年半かけて追及してきましたが、結局、めぼしい成果はあげられませんでした」

 さらに玉木氏は、7月11日に行われたトークイベントで、

「(ネット上に投稿されている)自分の動画が滅茶苦茶なので、永田町の『ユーチューバー』になり、分かりやすく情報を伝える」

 とも、宣言している。近頃では、小学生の将来なりたい職業にユーチューバーがランクインするというが、いくら国会も小学校も夏休みに突入したとはいえ……。

「そんなことに力を注ぐ前に、もっと政府与党を攻め、やるべきことがあるでしょうに。的外れと言わざるを得ません」(山村氏)

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