「ばぁば」呼びを受け入れた母の変貌に落胆…(中川淳一郎)

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 いやぁ~、言葉ってものは変わるものですね。かつて“祖父母”は「じっさま・ばっさま」から「おじいさん・おばあさん」「おじいちゃん・おばあちゃん」と少しずつ身近になる変遷を見せていました。それが今や「じぃじ」「ばぁば」と言うそうではありませんか!

 この言葉、私はなんか気持ち悪いんですよ……。魚のことを幼児語で「じーじー」なんて言ったことを思い出しますが、「じぃじ」「ばぁば」って、老人をかわいらしい存在にしようとする意図が感じられ、孫のことをとにかくかわいがる好々爺や「かわいいおばあさん」に仕立てて、小遣いをせしめることを正当化してるだけじゃね?と思います。...

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