記者泣かせ「遠藤」の沈黙 祖父が明かすその理由
懐かしの連想ゲーム。ヒントが「遠藤」なら、少なからぬ人が「沈黙」と答えるのではないか。言うまでもなく、周作先生の代表作だが、だからといって、大相撲の遠藤まで沈黙しなくてもいいのに……。
名古屋場所は2場所ぶりに勝ち越したが、千秋楽は225キロの巨漢、逸ノ城に吹っ飛ばされて4連敗。無愛想なのも無理はないが、
「遠藤は勝っても負けても、とにかく記者には喋らないんです」
と、スポーツ紙の相撲担当記者は嘆き節だ。
「場所中は、取組後に風呂に入り、支度部屋に引き上げて、髷(まげ)を結い直してもらいながら記者に囲まれます。...