不幸な天才芸人と言われる「インパルスの板倉」 第2の「バカリズム」になれるか
漫才コンビ「インパルス」の板倉俊之(40)は、業界関係者の間で「不幸な天才芸人」と呼ばれているという。レギュラーとして出演していた「はねるのトびら」(フジテレビ系列)は2012年9月で終了。昨年6月と10月には、相方の堤下敦(40)が2度にわたって交通事故を起こしたために、コンビも活動休止状態に。おかげで、バラエティ番組への出演も激減していた。ところが――、
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それは昨年12月24日深夜の生放送「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2017」(フジテレビ系)のことだった。“聖なる夜を寂しく、幸薄く過ごされている方の「不幸せ告白生電話」”に対し、明石家さんま(63)が不幸度合を判定し、合格すればプレゼントが送られるという毎年恒例の番組である。これに板倉が登場したのだ。
さんま:もしもし、こんばんは、お名前は?
告白者:えー、インパルスの板倉です。
さんま:合格~! 本人(堤下)にかけてこいと言うといてくれ。
板倉:すいません。彼は今、謹慎中なもので……すいません。
さんま:アイツ、なにしとんねん! ホンマに。
積み上げた努力は脆い
板倉:すいません。学園祭などテレビ番組など結構なくなって……こんなに穏やかな年末、過去にあっただろうかという……。
さんま:仕方ないわなあ、漫才コンビやからなあ。
板倉:いま正月休みだっけ?というほど穏やかに過ごさせていただいております……。
さんま:クリスマスというのに1人でおるンか。寂しい長い冬やなー。
板倉:色々学びました。積み上げた努力はあまりにも脆いということを。
さんま:(爆笑しつつ)いいこと言った!
そして板倉は、グアム旅行のペアチケットを見事に獲得したのである。
「これが板倉のピンでの再スタートでしたね。おかげで、さんまさんにも気に入られ、昨年11月にキャンセルせざるを得なかった『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に3月にはピンで出られることになったんです。これがすごかったと未だにいわれています」(放送作家)
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